case
T様
親族3人で相続をしたが、それぞれ自身の住まいがあり、管理等も煩わしくなってきたため、売却を考えていた。
いくつかの不動産業者に売却について相談をしたが、建物は使えないので土地(更地渡し)で売却するよう勧められておりました。
建物の調査を行ったところ、耐震面での不安は見られず、雨漏り、内装や外壁に汚れが見られるものの躯体部分は比較的状態の良い物件でした。
<解決>外壁塗装・鉄部塗装・屋根補修工事を行いました。
それぞれの部屋が狭く、水廻りも使い勝手の悪い配置
<解決>間取りを変更し、一部屋あたりの広さを確保しました。水廻りを一ヶ所に集中させ、使いやすい配置にしました。
設備から建具等全て交換致しました。
手が加えらていない外構回り
<解決>木や雑草の伐採をし、使用していないカーポート、倉庫の撤去をしました。
担当者よりコメント
更地渡しで売却した場合、解体費を考えると売主様の手元にほとんどお金が残らないため、現状のまま購入させていただきました。
実際に現地を拝見させて頂くと、丁寧にお使いになられており、手を加えれば見違えるのではないかと思いました。
建物の調査を行ったところ、外壁に汚れが見られるものの躯体部分は比較的状態の良い物件でした。
<解決>外壁塗装・屋上防水・鉄部塗装工事を行いました。
退去されたままのお部屋
<解決>間取り変更は行わず、白を基調としたお部屋にリフォームを行いました。
また、電灯のLED化、無料インターネット設備を導入しました。
手が加えらていない外構回り
<解決>木や雑草の伐採をし、駐車場、自転車置き場、トランクルームを整備しました。
N様
空室が半分以上あり、外壁のクラック、雨漏り、室内の老朽化が目立ち始めました。現状入居いただいている入居者様のこともあり、どうすればいいのか困っています。今後の管理を考えると多少の修繕費用がかかってもいいので、売却したい。
初めて訪問させていただいたときは正直びっくりしました。天井が抜け落ちている部屋、雨漏りの部屋や、水が出ない部屋など、手つかずの状態でした。共用部もどこか薄暗く、住まれている方にも今後影響がでるのではと思いました。
担当者よりコメント
現状の状態では買い手が見つけにくく、いい条件では売却できない旨ご説明しました。
一旦、売却活動は行わず、修繕工事、工事が終わった部屋から順次入居者募集を行い、工事完成前には満室になりました。
売却までに約1年かかりましたが、必要最低限の工事を、数回に分けて行うことにより、売主様の費用負担を極力抑えました。